ステーキ・洋食のTANTO屋 加古川市 の日記
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ビーフシチューについて
2015.03.09
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当店には、看板メニューの『ビーフシチュー』があります。
もちろん、拘りは色々あるのですが
実店舗のお客様からいつも驚かれることは
圧力鍋など、完成させるのに
時短になるような機材を全く使用していない事です。
まず、どうして圧力鍋を使用しないのかというと
何度も何度も、研究して味見をしたからなのですが
完成度が全く異なるのです。
僕は、この道に入って23年ですが
料理には、完成までに一つ一つの調理工程が
あります。確かに途中で一つの工程を飛ばしても
その差は人間の五感ではなかなか感じ取れないこともあると思いますが
だからといってなめてかかてしまうと
完成した時には、キッチリと差が出てしまうと思います。
研究中に圧力鍋を4つも壊してしまいましたが
やはり、オーソドックスなやり方が一番しっくりときました。
オーソドッックスなやり方は、凄く時間がかかりますが
圧力鍋でお肉をやわらかくしたものと
食感の差や、灰汁をキッチリと取った後の味など
全く違うものになってしまうと思いました。
ですので、時間がかかっても美味しいほうがいいので
生産能力は落ちますが
地道な方法を選びました。
ビーフシチューの、ほかの拘り・ポイントはこちらを
一度ご覧くださいませ。 ↓
http://tantoya.com/item/003-003/
ネットショップのほうでも
ビーフシチューの常連様がおられます。
そのことは、凄く励みにもなります。
ビーフシチューのお好きな方で
当店のビーフシチューをまだ、ご存じでないお客様には
是非一度、お召し上がりいただきたく思います。